校則

KIST生徒コミュニティは異なる信仰、習慣、行動を持つ多様な個人の集合体です。すべての生徒がこの多様な集合体において争いを最小限にし、効果的に学ぶためには学校として適切かつ、ホスト国である日本の文化的に受け入れられる態度や行動を定めることが重要です。

生徒の行動管理は指導及び学習プロセスに必須の要素です。求められる行動規範は学校生活において明確でなければならず、生徒がなじみのない状況においても適切な行動をとれるように、応用可能なものでなければなりません。生徒は学校及び地域社会の一員、そして将来の地球市民として、学校の求める行動基準を満たすよう、最大限の努力をしなければなりません。

KISTでは3つの規範となる基準に沿って生徒の行動規範を明確にしています。

尊敬

生徒は他者に対して、自身が求めるのと同じ対応をし、他者との違いを敬意をもって受容します。

責任

生徒は責任ある決定を行うことによって、自身、他者、コミュニティや環境に対する特定の責任を果たすことを求められます。

安全

生徒は安全を意識した決断により自身と周囲の人々の心身の安全確保に貢献します。

その年齢や発達段階によって、生徒によるこれら3つの基準の理解は異なると認識していますが、行動に関する決断の際に、何が適切な態度・行動であるかを考え、理解し、処理できるようになるよう力を貸します。このことで、自ら:「これは敬意ある行為か」「責任ある行為か」「安全か」を考え、選択できる事を望みます。

上記基準に沿った適切な行動や、不適切な行動に課される罰則例を含む完全な「生徒行動規範」は、入学時に生徒とその保護者に提供されます。

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