ミドル・イヤーズ・プログラム

ミドル・イヤーズ・プログラム(MYP)ではKIST生が6年から8年生で履修する、難易度が高く、且つやりがいのあるコースです。全人としての教育を目指し、MYPは、生徒に様々なアプローチや内容のテーマを紹介する事で、彼らが個人のリサーチを通して知識を強化できるように導きます。幅広い分野でのしっかりとした、バランスのとれた基礎を築くことで、MYPは生徒たちが複雑な実社会に即したテーマに取り組むことができるための準備をしっかりと行うとともに、自身が所属するコミュニティへ影響を与え、貢献するための行動について考えることを推奨します。

その名称からも明らかである通り、中等課程プログラムはPYPとさらに上級の高等教育の橋渡しを行います。生徒たちはPYPで培った強い好奇心や探究心の基礎をさらに深め、MYPでの3年間で、高等教育の後半で成功するためのスキルである強い批判的、分析的思考力を発達させる備えを行います。

MYP Global Contextsは個々の分野を超越した6つの普遍的価値を持つ概念で、MYP生はこれらを通して世界を見つめ・考えるようになります。MYP各教科—芸術、デザイン、英語、個人と社会、日本語、数学、保健体育、理科では、様々な鍵となる関連する概念の探求を行い、生徒に幅広く、且つ奥深い学習機会を提供しています。更に、他のIBプログラム同様、MYPでも生徒が学習の姿勢を強化し、IB学習者像に明記された望ましい姿を体現するため、様々な学習方法を提供しています

KISTでは生徒が卒業後の進路において成功できるように備えることを特に重視しています。KIST G6~8のISA試験結果は学習成果のページをご覧ください。

KISTのMYP生は学年ごとのアドバイザリーグループに所属しています。アドバイザリーを担当する教員は主にMYP各学年の生徒の成長に伴う社会的、精神的な発達を導くための授業を行います。生徒はアドバイザリーで学校のミッションに沿ったスキルの向上や人格の形成のための機会を与えられます。これを通して、生徒はMYPサービス要件に従い、コミュニティへの貢献を行う準備をします。このように、MYPでは生徒が成熟し、地球市民として成長するためのサポートを行います。

プログラム最終学年では全てのMYP生がコミュニティ・プロジェクトと呼ばれる難度の高い個人活動に取り組み、自身の興味関心のある考えや問題について探求します。生徒は小グループで、自分たち自身で認識した(学校、コミュニティー、世界の)ニーズに応えるための長期的プロジェクトを企画、実行、そして評価します。このコミュニティ・プロジェクトは学んだ事柄を実際の社会問題につなげて応用するためのまたとない機会を生徒に提供しています。

カリキュラムの本質、学習方法、その他全般的に期待されることなどについて保護者の方に勉強していただくカリキュラム説明会が年間を通して行われます。学校は、すべての保護者の方に説明会への参加を奨励し、お子さんを適切にサポートしていただくために必要な知識を身につけていただきたいと思います。

MYPに関する保護者向けのさらに詳しい情報はこちらから(英語のみ)