英語サポート

KISTでは指導言語に英語を使用しています。外国語教室や世界の言語クラブに参加している時間を除き、生徒はいかなる時も英語を使用することを求められています。

アドミッションポリシーに記載されているように、KIST入学にあたって(幼少な子供を除き)生徒は英語で行われる授業に参加できるレベルの英語力が必要となっています。出願する生徒は英語力を確認するテストが義務付けられており、合格した際にはこのテスト結果をもとに必要な言語サポートを定めさせていただきます。

KISTでは多くの生徒が英語が母国語ではない地域から来ています。学校のミッションである「多様な文化及び社会的背景から来る学習意欲のある子どもに質の高い教育を与える」を達成するために、カリキュラムに一人で参加する一定の英語力に満たない生徒には様々なサポートが存在します。以下がエレメンタリー生徒を対象としたものです。

  • 教科担任により生徒の必要に応じたアクティビティの変更
  • 追加の英語集中サポートが必要と判断された生徒のための英語サポート(ELS)プログラム
  • Learning Enhancement Academic Program(LEAP)を通したK3~G5を対象とした授業前英語サポートクラス
  • 言語に焦点を当てたクラブ・課外活動
  • 毎年夏休みに行われる夏期講習

KISTではすべての教師が言語教師であり、言語は特定の言語活動だけでなく、カリキュラムを横断した型で指導されなければならないと認識しています。また、全ての生徒が異なる学習型態と学習ニーズを持つ個人であるということも認識しています。英語の習熟度に関しては、教員は生徒達がそれぞれの持つ能力を最大限に伸ばすことが出来るよう教室での活動計画を行っています。また、クラスでの差異化のほかにも援助が必要と判断されたK3~G5の生徒には英語サポート(ELS)インストラクターが付きます。K3~G1には各クラスに1名のELSインストラクターが配属されており、G2~G5には各学年に1名配属されています。また、インストラクターはLEAPサポートクラス及び夏期講習の指導も行っています。

ELSプログラムは下記のエレメンタリー生徒に適しています。

  • 文化定期背景を問わず、カリキュラムに一人で参加する一定の英語力に満たない生徒、そして
  • 英語を話さない環境で育ち、現在英語を学習している

生徒の英語力及び授業内容に合わせELSプログラムは2つの適用方法がありますー授業への割り込み・引き抜き型のサポートです。割り込み・引き抜き型のサポートは、生徒がカリキュラム内容に触れながら、英語力を発達させることを促進します。

  • 割り込み型のサポートはELSインストラクターが担任と共に通常授業に参加する形で行われます。
  • 引き抜き型のサポートは、ELSインストラクターによる個別の授業を行うため、一人、もしくは同様のニーズを持った小数の生徒達が通常の授業から引き抜かれた型で行われます。

どちらのケースにおいても、全ての生徒がその単元の目標を達成し、授業の差異化を行うに当たり、生徒の言語ニーズや学習方法、その他の個人的な背景やニーズが満たされるよう、担任とELSインストラクターが共に授業計画を立てます。生徒が、特に十分な英語力を持った仲間たちとの交流において意義ある形で最大限の言語使用の機会を持つことが出来るよう、割り込み型サポートが最も頻繁に採用されます。そのため、インストラクターは通常の授業中に差異化された指導において適切な助言を行ったり、生徒に合った教材を使用したりします。しかしながら、ある特定の内容を復習や、技術の習得を目指すには引き抜き型がもっともふさわしいとされる場合もあります。この場合、数回の引き抜き型の授業が行われますが、このような型態の授業は通常教室での次の授業内容に戻るために必要な知識を固めるために行われる単発的なものであることが多いです。

ELSプログラムが提供するサポートを通し、生徒達は授業内容の理解を深め、英語力を上げていきます。サポート体制は生徒が一人で授業を受けられるレベルに達するまでは続きます。生徒のレベル、努力、ご家庭のご協力により、サポート体制は1学期から数年続くことがあります。


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