児童保護

KISTではすべての生徒たちが安全で、守られた、健全で、思いやりのある学校環境の中で学校のミッションを追求する権利があると、信じています。私たちは児童保護の注意義務を認識し、子どもの幸福を促進し、定められた責任および政府のガイダンスを守ることに全力を注ぎ、最善の実践と認定団体の必要事項を遵守していきます。

KISTには広範囲にわたる児童及び安全保護方針を有しています。これは、生徒を虐待やネグレクトから守り、教員や大人の生徒との明るく前向きな関係づくりをサポートする「保護規則」で、教員や大人を力づけるものです。本方針に定められるとおり、すべてのKISTスタッフは、全ての子どもが安全で危険を感じないよう、その権利と安全を守る責任を有します。このため、虐待が疑われるあらゆる事項を学校に報告する義務を有しています。

スタッフが虐待やネグレクトの兆候を見逃さないよう、本方針はこれらに関する法的な違反の可能性や、学校長、エリア校長、学校ナース、生徒ケアコーディネーターを含む児童保護チームに虐待の可能性について報告する際の過程などの指標を提供しています。上記チームは報告を受けた際、個々の事例の調査を行います。

安全保護方針に関連し、学校において児童生徒とかかわるあらゆる成人は、以下行動規範をもとに教職員、あるいは個人としての適切、あるいは不適切な言動について明記されたEmployee Code of Conduct(被雇用者の行動規範)に署名することが求められています。

  • 生徒に敬意をもって接する
  • 生徒を危害から保護することに貢献する
  • 生徒と、節度ある、プロとしての距離感を保つ

研修および採用

児童保護に関する国際タスクフォース(ITFCP)の提案に沿い、子どもの保護に特別の注意を払いながら、効果的で高水準な採用活動を実施しています。

児童及び安全保護のために取られている対策は以下を含みます。

  • 主要スタッフに対し、児童保護に関する上級研修提供を準備・検討
  • 新たな、そして継続するスタッフに対し、児童保護に関する新たな研修及び「リフレッシャー(復習)・コース」の提供を準備・検討
  • 雇用面接において候補者の安全に関する理解を確認
  • 各候補者に対し、最低2名の参照人・推薦人を求める
  • 専攻に合格した候補者に対し、無犯罪証明の提出を求める
  • 全ての新規スタッフに対し、自身の雇用歴、教職員としての言動(賞罰)、健康状態開示文書に署名を求める
  • 新規スタッフに対し、Employee Code of Conduct(被雇用者の行動規範)を熟読のうえ、署名を求める