観光

KIST周辺の人気観光スポットをいくつかご紹介します。


東京スカイツリー

2012年5月に開業したテレビとラジオの電波塔である東京スカイツリーは、KISTから電車で3駅の墨田区(東京メトロ半蔵門線)押上駅近くにあります。高さは634メートル。日本で最も高い建造物かつ、世界で最も高い塔でもあります。展望デッキは350メートルと450メートル地点の2か所にあり、レストランやショップからは素晴らしい景色が望めます。ショッピングモール、東京ソラマチを併設しています。


清洲橋

清洲橋はKISTから徒歩8分ほどで、隅田川の上にかけられており、清住町と日本橋周辺をつないでいます。現在の橋は関東大震災で壊れたものを1938年に修復した2代目です。ドイツのケルンにあった大つり橋のデザインをもとに建造されたこの橋はエレガントな美しさを持ち、2007年に国の重要文化財に指定されました。


深川江戸資料館

深川江戸資料館はKISTから徒歩3分ほどのところにあり、江戸時代の深川を再現した屋内型の資料館です。館内には実物大の江戸時代の家屋や商店、宿屋、倉庫や火の見やぐらなどが再現されており、江戸時代の深川を体験できます。館内の照明は、一日の時間の移り変わりや季節を再現しているため、江戸時代にタイムスリップした感覚を味わうことができます。


清澄庭園

清澄庭園はKISTから徒歩で5分程度の所にあります。この庭園は1979年に東京都指定名勝に指定され、元禄期から続く歴史があります。1932年から一般にも公開されたこの庭園は人工池に三つの島が浮かぶ回遊式林泉庭園として知られています。庭園には様々な種類の鳥や、色鮮やかな鯉や亀が生息するとともに色彩豊かな植物も多く見られます。


木場公園

木場公園はKISTから徒歩15-20分のところにあり、江東区で最も大きく、また都内で最も新しい公園のひとつです。江戸の昔から貯木場や材木商が多く存在したこの地域は再開発を経て、1960年代後半に家族で楽しめる場所に生まれ変わりました。木場公園は大きく2つの区画に分かれており、テニスを含むスポーツを楽しめるエリアと芝生のエリア、バーベキューエリア、アスレチックや子どもたちが楽しめる遊具のエリア、そして植物園で構成されています。


近代美術館(MOT)

木場公園の北側に位置する東京都近代美術館は1945年以降の外国・国内アーティストの作品を展示しています。1995年の開館以来、Andy Warhol、Roy Lichtenstein、David Hockneyなどの作品を常設展に加え、定期特別展も行っています。


芭蕉記念館

KISTの北、森下駅近くにある芭蕉記念館は17世紀後半に近隣に居住していた日本文学史上の重要人物、松尾芭蕉を記念して建設されました。芭蕉は俳句という表現の基礎を作り文学の一つとして確立することに貢献した人物です。記念館では芭蕉の生涯のビデオ(日本語)を上映するとともに、直筆の文書や私物の展示を行っています。


富岡八幡宮

KISTの西に都営地下鉄大江戸線で一駅の門前仲町から約3分のところにある富岡八幡宮は1627年に建立され、その後数回の火事による消失を経て再建されました。江戸期には相撲興行を定期的に行っていたことで知られています。今では相撲興行を行うことはありませんが、歴代横綱の名前が彫られた「横綱石」を見に訪れる相撲ファンは多いです。また、3年ごとに東京で最も大きな祭礼の一つである深川八幡祭が開催され、50万人の観客が訪れます。